事故車が運転できない状況とは注意点について
事故車はそのままでは運転できない、そう考える人も少なくないのではないでしょうか。
事故に遭遇したのに何もせずそのまま立ち去ってしまう、これは事故車の程度に限らずNGです。
警察を呼んで事故の調査が終わっても、車両に損傷が見られて点検整備を受けなければ事故車となります。
厳密にいえば修理を受けた車がこのように定義されますが、実際には未修理でも損傷があれば事故車です。
また、修理が必要で直さなければ運転できないほどの場合も、同様にそのままでは走ることができないです。
乗れそうな状態でも修理より廃車の方が安く済むなら、もう乗れないと判断して買い替えた方が良いです。
思い入れのある車両なら別ですが、直してまた乗るとなると余計に費用が掛かったり、買い替えるよりかなり高くつくことにもなり得ます。
トラウマになるような事故を起こしていれば、再び乗り始めた時にフラッシュバックしてしまう恐れがあるので、やはり買い替えも選択肢に加えて検討するのが賢明ではないでしょうか。
事故車購入で損をしたくない時に注意すること
一度何らかの事故を起こした経歴のある事故車は、事故によって破損した部分が原因で早めに寿命を迎える恐れがあります。
そうなると購入者にとっては、損となってしまいます。
そのような損をしたくないのであれば、細かい部分まで確認することが大切です。
事故車でまず目を通しておくべきなのは、フレームです。
フレームは事故で歪みやすく、改めて故障する恐れもあります。
しっかり修理されているか、歪みが残っていないかを確かめましょう。
また問題は目に見えるところにあるとは限らないため、試乗をして真っすぐ走行するか、異音がしないかも確認すべきです。
中古車を購入する方法には、インターネット通販やオークションサイトの利用などもありますが、事故車の場合はそれらの利用は望ましくありません。
事故車の状態は、購入者が自分の目で直接確認した方が良いからです。
したがって実車が確認できるタイプの販売店やディーラーを利用しましょう。
もしオンラインで購入するとしても、その車が置いてある場所まで足を運んだ方が良いです。